などなどがあります。
個人的に所有しているものを久しぶりに取り出して使ってみることにしました。
最終的にOSX 10.11 El capitanにてXcode8 環境でOpenFrameWorks v0.8.4のAddon (ofxMacamPs3Eye) を使用することで映像を表示することができました。
まず、USBで接続してMacのPhoto BoothやSkypeでWebCamとして認識するかというのを初めに試しました。結果としてはDriverが無いために(?) イメージングデバイスとしては認識されていないようでした。
次に試したのはmacam (http://webcam-osx.sourceforge.net) という様々なWebCamをサポートするソフトウエアです。
▲ Macam v0.9.2
調べてみるとどうやらOpenFrameWorksのadd-onとしてofxMacamPs3Eyeが公開されています。OFは本当になんでもあって便利です。add-onは https://github.com/paulobarcelos/ofxMacamPs3Eye よりダウンロードすることが可能です。
ダウンロードしたフォルダは所定のフォルダに収め、サンプルプロジェクトをビルドしてみることにします。
▲ example Debug か example Release を選択する
するとエラーが表示され、ビルドすることができませんでした。
調べてみると、macOS 10.12 SDKがターゲットになっていることによるエラーのようです。
大体↓の通りにやれば解消します。
http://morookamitsuo.com/wp/?p=1593
▲ Base SDK 設定箇所
これを解消するには、どうやらOSX 10.11 SDKを指定してあげなければいけないようです。
処置する前にはOSX 10.11 SDKが選択欄に表示されていなかったので、まずSDKをダウンロ度するところから行う必要が有りました。
幸いにも全バージョンのSDKはGithubにアップロードされているのでそこからダウンロードし、所定のフォルダに突っ込みます。
つぎにターゲットを変えてビルドすると以下のように新たなエラーが生じました(キャプチャを取るのを忘れた)。
この解決策としてはOSX 10.10 SDKを使えば良いという知見もあったのですが、私の環境においては10.10 SDKを所定のフォルダに突っ込んでも選択欄に表示されなかったため、ゴリ押しすることで解決しました。
エラー該当箇所をごっそりコメントアウトしたら動きました。気持ち悪い。
また、同梱されているexampleとexample-guiを試してみた所、ちょっと気持ち悪いことが置きています、exampleで使用する実装ファイルは ".mm"形式なのですが、example-guiでは".m"ファイルなので、複製してリネームしました。調べた所Objective-CかObjective-C++かの違いとのこと…。基本がわかってない。iOS開発の基本
以下動作デモと所感です。Vineはサービス終了ですね。。デモ撮りに重宝していました。。
exampleとexample-guiではキャプチャ時のフレームレートが2倍程異なるということが観察されています(example:約120 fps、 example-gui:約60 fps)。なぜここまでの差が生じるかは要検証です。
PS3Eye自体は生産完了品なのか新品は6000円台とプレミアがついているようですが、中古品であれば2000円台から買うことができるようです。今新品で変えるWebCamにどのようなものがあるかわかりませんが、ステレオビジョンなどをやる際の一つの選択肢ではなかろうかと思います。僕が高専に居た頃はC270というlogicoolのWebCamをよく使いましたが30fpsしか出せなかったはずなので、動きが早いものをTrackingするのは厳しいかもしれません。この頃では安価な Webカメラを使ってやるような研究ではどれを使うのがトレンドなのでしょうか。(PS4 Eyeもhackされているらしい。要改造。)
もちろん、お金を掛けられるのならば選択肢は無限大です。研究開発や業務用ではもっとスペックの良いカメラが売られています。
個人的に興味があるのはBlackMagicDesiginのintensity shutteleを使って一眼レフ等から取得した映像にリアルタイムで処理をしていくということです。ISO40万くらいに設定できる高感度なカメラも市販されているこの頃ではおもしろいシステムが構築できそうな予感が致します。
0 件のコメント:
コメントを投稿