2012年8月1日水曜日

ARToolKitをProcessingで使う(1)

ARToolKitをProcessingに導入してみます.
この記事を読むとサンプルプログラムが実行できるようになります.

*おことわり*
私は開発にWindows7 64bit, Processingのバージョンは1.5.1を使用しています.

1.Example ->Libraries -> Video ->  Ascii Videoを使ってWebカメラから画像がキャプチャーできるか調べます.

・この時私の環境では,QuickTimeがない.というエラーが出たのでここからインストール
・さらにno capture could be found or the vdig is not installed correctly processingというエラーが出たら,ここからVDIGをダウンロード&インストールします。
*Atelier:Mitsubaさんのページを参考にさせていただきました.
ありがとうございました.http://d.hatena.ne.jp/c-mitsuba/20100715/1279163495

が!!!!
problem connecting video output to quicktime
こんなエラーが出てしまいました.

*回避方法*
・Without JAVAを使用している場合
64bitOSだと色々な事情でカメラにアクセスできないようです.
JDK入りのものにインストールしなおしましょう.
*プラノワの空想科学人生さんのページを参考にさせていただきました.
ありがとうございました.http://www.pronowa.com/blog/?p=352

・WinVDIG105をインストールした.
ダメみたいです.
めんどくさいですがQuickTimeをアンインストールした後に101をインストールしなおしましょう.
ここを参考にしました.

・それでもダメ
おそらく関係ないと思いますが,念の為にQuickTimeは古いものを入れてみました.
試してみるのもいいかもしれません.私はこれを入れました.

いきなりつまずいてしまいましたが,次に進みます.

2. Example ->Libraries -> OpenGL -> Esferaを実行してOpenGL機能を使用できるかどうか確認します.ここではとくに問題は起きませんでした.

3. NyARToolKitをダウンロードして任意の場所に解凍します.
ダウンロードはここから.

4.NyARToolKitをProcessingにインストール
新しいライブラリを入手した際にはこれをやります.
解凍したフォルダをまとめてprocessing/mode/librariesにコピーし,そのフォルダ名をlibraryの中の.jarファイルと同じ名前に変更します.今回だったら,フォルダ名は”NyARToolKit”です.
これでExampleに表示されるようになりました.

5.サンプルプログラムを実行します.
まず,NyARToolKit/DataフォルダのPattHiro.pdfを印刷しました.
そしてExamplesの中からSimpleLiteを実行してみます.
Webカメラの中にマーカを入れると。しっかりキューブが重畳表示されました.












これでProcessingへのARToolKitの導入は完了です.

私は専攻科研究でARToolKitを扱っているので,本家にはそれなりに詳しいのですが,こちらの関数の仕様等はまだ把握していません.これから遊びながら勉強してみようと思います.



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